2009年7月第2例会報告

2009年7月第2例会の参加者は6名でした。プレイされたゲームは以下の通りです。

例会中の様子

・Wellington (GMT)
和訳公開記念という事で、人気が低く不遇なこのタイトルを4人プレイしました。1912~14年のスペイン半島戦役をCDSかつマルチ(4人)で再現というテーマで、システムは同デザイナーのNapoleonic Warsと似ています。4人ともプレイ経験なし、持ち主のみルールを読み込んできた状態で、残り3人にルールをインスト後プレイ開始。ゲーム開始時すでに大兵力を擁するウェリントンへの対応でフランス北部軍は手一杯になりますが、兵力を集中しすぎイギリス軍の残りの将軍までも麾下の兵力に編入しているのを見て、マルモンはポルトガルへの侵攻を決意。1912年末にマドリッド陥落と引き替えにリスボンを占領する事に成功します。一方フランス軍最強のスールトを擁するフランス南部軍はダイス目が奮わず、兵力が同等のスペイン軍に連戦連敗を喫しフランス国境まで押し込まれてしまいます。その後踵を返すウェリントンとの対決を避け撤退するマルモンと、その隙にマドリッドを奪回したフランス南部軍のスーシェが合同しますが、三度マドリッド侵攻を目指すウェリントンの圧力に再度マドリッド放棄を余儀なくされます。一方スペイン南部では兵力を増強し攻勢を繰り返すスペイン軍の圧力にスールトは後退を続け、最終的にフランス国境を破られてしまいます。フランス北部軍もそれ以上のフランス領占領を防ぐために北部沿岸沿いに後退を強いられ、ゲーム終了時にはスペイン領を数カ所保持するのみでした。結果として陣営としては連合軍の勝利、個人VPではスペイン軍の圧勝でプレイを終了しました。ルールは口頭インストで十分支障なくプレイできるレベルで、CDSの特徴を生かしスペイン戦役中の出来事も再現されており、人気とは裏腹に良く出来ておりかつ面白いゲームと感じました。テーマのスペイン戦役がマイナー故の不人気なのでしょうか。

ゲーム終了時

・Bulge 20 (VPG)
最近人気急上昇中のVPG社製品の中でも異色のこのゲームを当クラブでは初プレイ。ドイツ軍がアーヘン奪回の攻勢を発動したのに対し、連合軍はその企図を察知するのが遅れ対応が後手に回ります。しかしアーヘンは占領したものの、連合軍の反攻によるドイツ軍の損害によりVPは同点となり、最終的には引き分けに終わりました。

プレイ中の様子

その他以下のゲームがプレイされました。

・Atlantic Storm (AH)

・Bohnkick (Amigo)

Bohnkick

・よくばりキングダム (ワンドロー)

よくばりキングダム

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